いじみの寮は建築から37年、いじみの学園は21年が経過し、建物・設備の老朽化が著しく、耐震面についても安全性が懸念されています。また、旧基準による狭隘な施設であり、プライバシーの確保が難しい点やバリアフリー化の未整備など様々な課題を抱えています。

　当組合ではこれらの課題を解決するため、新発田地域広域共同処理施設総合管理計画に基づき、〈入所者にやさしい施設〉〈支援がしやすい施設〉〈維持管理が容易で経済性の高い施設〉の３つの基本方針（コンセプト）を基に実施設計を行い、移転先の新発田市小舟町地内において新施設の建設工事を行います。

　なお、施設名称については、建設地である新発田市中井地区に温かく受け入れられ、施設利用者が「なかよく」、そして加治川の提桜に隣接した美しい「さくらの園」で、自立した日常生活を営むことを願い【中井さくら園】に決定しました。



　　　　　　　　　　　　　　【 完 成 イ メ ー ジ 】


≪中井さくら園　建設工事概要≫
建　設　地　　新発田市小舟町2丁目
工 事 期 間 　　平成28年11月末から平成30年3月まで
請 負 業 者　　 下越障害福祉事務組合の入札・契約結果をご覧ください。
　　　　　　

≪新施設の概要≫
建　設　地　　 旧新発田衛生センター跡地（新発田市小舟町2-9-13）
敷 地 面 積 　　16,807.40�u
構造・床面積　 全体延床面積　4,752.01�u
　　　　　　　　　�@管理棟　　鉄骨造一部2階建て　1,719.70�u
　　　　　　　　　�A居住棟　　A〜Eグループ(ユニット形式)
　　　　　　　　　　　　　　　鉄筋コンクリート造　平屋建て　2,545.68�u
　　　　　　　　　�B活動棟　　鉄骨造　平屋建て　486.63�u
定 員 規 模　　成人75名・児童5名
　　　　　　　　短期入所5名（成人、児童あわせて)
開 設 年 月　　平成30年5月１日